久しぶりに書くコラムが、悲しい話題になってしまい大変に悔しい。
昨日、陸上競技マガジン(以下陸マガ)の編集長を歴任された八田正宏さん(享年44歳)が亡くなったと聞いた。
髪を切っている途中だったが、店中に響き渡るほど大きな声で「えッー!!」と叫んでしまった。
初めて僕が陸マガに記事にしていただいたのは、高3の時に国体で3位に入った時だ。何故なら、インターハイ決勝の最終ハードルで大転倒をし、失格かと思いきや、25秒81で8位入賞となった。 それを見ていた八田さんはとても印象に残っていたらしく、「あのコケた井上君が国体で借りを返した」ということで、文章にしてくださったのが八田さんだ。
享年44歳だったと言うことは、当時は30歳だったのかと思うと、良く言えば落ち着いていらしたのだなという感じだ。
トレードマークのヒゲが大変に印象的で、大会では必ずフィニッシュラインの延長線上のスタンドの日陰になるところに、三脚をつけたビデオカメラをスタンバらせて座っていた。
会えば必ず 「おっ!井上くぅ〜ん げぇ〜んきぃ〜」と満面の笑みで挨拶をしてくれる。二言目には「なっちゃんわぁ〜??」である。
本当に陸上競技が大好きで、とある東京の小さな大会で審判をしていた。
2002年のソルトレイク五輪後に、陸マガに特集記事を掲載していただいたのが八田さんとの最後の仕事だ。支離滅裂で乱筆だった文章を、見事にまとめていただいた。
最近体調を崩されたという話を伺っていましたが、数ヶ月前に「回復しました」というメールを頂いた。もちろんその時のメールなど残っていない。まさかこんなことになるとは思っていなかったから・・・
いつも写真を撮って頂いてはいましたが、八田さんとの写真はない。
今日はこれ以上書けません。
書くと涙が止まりません。
八田さん!・・・五輪の時の写真! まだもらってませんよ。
何の恩返しも出来なくて本当に本当にすいません。
天国からアテネオリンピック見ててくださいね。
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